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ノルウェー式テクニック

  • 執筆者の写真: Takashi Shindo
    Takashi Shindo
  • 2016年5月31日
  • 読了時間: 2分

ノルウェーナショナルテクニカルコーチ、Audun Svartda氏からTSIの選手12名がスキーテクニック講習を受けた。2名1Gpで90分のフルタイム講習を2日間受けました。

1日目は下りを利用した大きい乗り込み、下りから登り、シングルストック(クイック)の3パターンを教わりました。

2日目はコース上(ホルメンコーレン)の地形に合わせたテクニックの使い分け、下り方(ラビット〜クラウチングスケーティング)、下りに入る前のコーナーの入り方、なだらかな下り登りが混ざる地形、下りから登り(スーパー〜クイックの変化の仕方)、登りからなだらかな地形(クイック〜スーパーの変化の仕方)、急勾配のクイックテクニック、なだらかな下り登りが混ざる地形、下りカーブ後の登かた(クイック)の8パターンを教わりました。

今回のテクニックの講習は昨年の夏に一度受けていたのでイメージはなんとかありコーチの言っていることが同じで理解することが出来た。

ポイントは7つ

1 ダイナミック(ゆっくり大きく)

2 リラックス(肩の力を抜く:振り子イメージ)

3 ハイポジション(腰の位置:腹圧を使う)

4 重心バランス(スキーの真上:肩と腰の

5 限りなく狭く(足の開き:角度(ガニ股にならない。))

6 リズミカル

7 地形に応じたプッシュ(蹴り足:蹴る方向とタイミング)

その他にも小さいことから、膝の屈伸の使い方、顔の向きまで指導していました。

インターネットでも彼はこのように言っている。自転車に例えると平地は重いギアで大きく、登りになれば軽いギアで回転数。私たちはスキーを乗りこなす必要がありパワーを意識することより体重移動をうまく使わなければいけない・・・。それは急勾配の地形以外は可能であると。

その通りのコーチング内容であり納得ができた。

ポイントは分けて使うことでは無く、総合的にテクニックを発揮するために知っておく必要がある。

◎ I3から基準に速度を上げてテクニックの変化が対応

◎ 基本滑走:ノーストック(腕の活用:腰に手をあてる方法):ポールの活用

◎ 地形の活用(1日目、2日目共にポイント別に実施)

◎ コース上のテクニックのディスカッション

◎ 実技講習(スキーを脱いで)

なかには、フォームのイメージが違い、前傾姿勢を意識した内容を言う選手もいるのですが、前傾姿勢よりも良いテクニックだから実施したほうが良いでしょう。と、とりあえず実施していました。これからは指導の活用をするのは選手自身であり動画等を私からも提供し今後の走りに期待したい。

日本でのテクニックの指導に活用出来たら、私も今回の目的の一つが達成されます。

 
 
 

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