メンタル(競技者精神)
- Takashi Shindo
- 2019年5月3日
- 読了時間: 2分
メンタル(競技者精神)を高めるのは簡単ではない。
心技体で体力や技術を鍛えるように、心も強化が必要です。
強化するには、ストレス(コンフォートゾーン)に負けない忍耐力、意識・やる気が重要
ポイントはこれ。
変化には変化。
こだわらず、とらわれず、かたよらず。
変化と折り合いを付けることは、自分の人生を発展させるための重要なスキル。
☆コンフォート・ゾーン(Comfort Zone)とは、「快適な領域」という意味
無意識に、私達は自分にとって一番快適な領域(居心地が良い場所)で生きている。
それは、無意識に変化を恐れているから、「変わりたい」と願っているのに変われないのは、脳と心が変化を嫌うためである。
心理学的な説明をすれば、コンフォートゾーンとは人為的に作られる心理状態で、中にいれば「安心」が得られ、外に出ると「不快さ」を感じる "メンタルエリア" のことだ。
自分を成長させたいと考えているなら、自分を枠の外へ出す必要がある。それは、コンフォート(快適)はアンビション(大志)を奪ってしまうから・・・。
誰もがコンフォートゾーンの中にいながら自分を成長させることはほとんど不可能である。
コンフォートゾーンの外は快適ではないのか?
その大半は恐怖だ。そして、そのような恐怖の多くは意味不明(居心地が良いとは限らない場所や事柄)で理不尽なもの。いつのまにか「未知」が「恐怖」に置き換えられてしまい、行動を取らなくなってしまう。
恐怖は、現実とは異なる仮想現実を生み出す。そして、このような理不尽な恐怖は、過去の経験から生み出されている。
過去の経験の多くは、幼少時から少年時、自らの経験であり知識が少なく、成長は止まる。何かにチャレンジした経験がなければ結果を予想するのは難しく、予想できないと、リスクを負って挑戦する価値はないと自分を言いくるめてしまうようになる。恐怖と不安は、その存在を意識して、最悪のケースをイメージしてしまうとさらに大きくなってしまう。よって、コンフォートゾーンの外側で恐怖を乗り越えようとするなら、「今感じている恐怖は自分が作り出したものだ」と強く意識する必要がある。その恐怖は自分を変えるチャンスであると意識することだ。

縦軸:パフォーマンス
横軸:プレッシャー
イエロー:コンフォートゾーン(けん怠)
オレンジ:ストレッチゾーン(ピークパフォーマンス)
レッド:パニックゾーン(疲労)
次回はコンフォートゾーンに入るコントロールに注目していきます。
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