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様々なテストの週間でした。(射撃・体力)

  • 執筆者の写真: Takashi Shindo
    Takashi Shindo
  • 2019年5月31日
  • 読了時間: 5分

5月の合宿も終えると、夏季トレーニングに備えた準備をしなければなりません。

スタートをしっかり切れる準備、それは非常に重要です。そのためには、周囲のサポートなしではできません。

まず、射撃をする銃の性能テストを屋内射撃場(宮の沢屋内体育館)で選手の銃、全部で選手用19丁、予備用6丁の25丁をテストしました。(5月25日のこと)

射座と的の2箇所に配置し、無線機(私はアマチュア無線4級所持者です。)でやり取りをして作業をスムーズに行います。射撃準備で約30分、テストで2時間かかります。休み無しで行う作業員(コーチ)には感謝しかありません。

1つの銃身を入れ替えて、射撃をするのに約5分間、的の交換も2丁に一回行うので時間もかかります。台の上に鉄板と土のうを準備して、銃を固定する器具を押さえます。

銃の性能は良い状態

集中弾痕の性能テストは3回行い、1回目はZeroing(ゼロイング)クリーニングショットを行います。一番上の弾痕がそれです。見てのように一発目は少し集弾より飛んでしまいますがその他の弾痕は非常によくまとまっています。2回目と3回目の平均数値を出しましたが、全ての銃身のレベルが合格基準にあることを確認することができました。^0^

翌日5月26日に基本射撃を行いました。今年度はじめての射撃は室内から・・・。今までの行ってきた射撃予習の成果をここで確認し、今後の射撃トレーニングに活かしてもらいたいです。

昨年の射撃テストと同様の時期に行いましたが、19名中4名が初参加、15名は昨年と比較できる状態です。

射撃テストの内容は、伏射10発、立射10発の200点満点の一般的な基本射撃テストです。我が社の通常の射撃テストAは20発+20発の400点満点。今回はその半分で行いました。

結果、15名中12名が昨年よりも得点がアップしました。幸先良い状態ですね。

射撃姿勢など詳しいことは、結構前のブログにかかれているはず。ノルウェー研修中に多くの基本を学んできました。

週が開けて、5月29日〜31日までの間は札幌市にあるきたえーる(北海道総合体育センター)で体力測定を行いました。(例年、春と秋に行います。)

測定内容のメインはこれ⇑最大酸素摂取量と測るトレッドミル測定、合わせて乳酸作業閾値や心拍測定、主観的作業強度(RPE)の測定を行いました。

これは、ボトポット。体重と体脂肪と除脂肪体重を測定する機械です。ドラゴンボールのカプセルのようですね。(昭和のの人にはわかると思いますが・・・。)

これは乳酸作業閾値を測る機械、BIOSEN(バイオセン)、乳酸測定するには非常に性能の高い機械です。これは、私がノルウェー研修中にで測定をしていた大学((リレハンメル大学の構内にあるノルウェーオリンピック委員会が行う測定所)(JISSみたいなところです。))と同じものを使用しております。携帯用のラクテートプロ2やラクテートスカウトより制度は高いようです。

体脂肪測定には、アナログ的な皮下脂肪を測る機械もあるのです。昔からある測定内容ですが、測定箇所や測定要領を定め資格をして行うアイザック(スペルはちょっと忘れました。)という用法です。これも、自社のサポートで継続的に行っている測定です。

メインの測定はやはり、最大酸素摂取量を測定するトレッドミル測定です。

今回は、通常のランニング測定とポールランニング測定の2つを行いました。これは、選手の希望叶えてのことです。得意・不得意があるようですが、夏季トレーニングに必要なトレーニング負荷数値を分析し出す為には大きな影響はありません。ノルウェーの強豪選手もあらゆる測定方法(自転車・ランニング・ローラースキー等)で行っているので、これが最もいいというのはないのでは無いでしょうか。ちなみに女子のエクホフ選手(バイアスロン)の最大酸素摂取量は75だそうです。また、同じ場所で測定を行っていた日本人のクロスカントリー第一人者である女子のISHIDA選手も75です。

乳酸の測定は、資格のある測定員が行います。右の血を採取しているのは、バイアスロン連盟と関わりを持っているKITAMURAさんです。いつもありがとうございます。

いろんなサポートもして忙しい中、バイアスロン測定のために日程を合わせていただいております。

春の体力測定の結果により、個人の現状を掌握し、今後のトレーニング負荷数値を設定するのが大きな目的です。現在、その分析を行っておりますが数字数字数字ばかりで誤りがたまに出てきます。何度も見直してコーチや選手に提供できる数値を早く出せるようがんばります。今回始めてのサポート(RPEや心拍数値の把握、選手のケア等)していただいたONOさんありがとうございました。

この表がRPE(主観的運動強度)を測定するものです。ただの数字と文字しか書かれていませんが、一般的な人間の感情(精神的数値)と心拍数(強度)や乳酸値(疲労度)を見分ける事ができます。例えば、この人はやせ我慢をするタイプだ!最後まで頑張り切れない!自分の走りをコントロールできる!などなど。選手自身、今は時計に心拍数が出てくるものを持っているのが当たり前の時代ですが、 ひと昔まえはそのようにはいかない。強くなればなるほど、自分の気持ちをコントロールできる能力が必要不可欠となってくるため、測定で乳酸値、心拍数、RPEを一緒に測定することが重要となります。

陸上を専門に選手として頑張ってきた、KAWAKAMIさんが走りに必要な知識と技能をアドバイスしてくれました。

現在は近代5種の専属トレーナー(ランニング)として活躍しております。その他にも、我が社の夏季競技(陸上、ボクシング、射撃などのにもアドバイスを行っているそうだ。)

アップ運動も少し専門的に、なかなかリズミカルに行うことは難しそうです。

選手みんなで基本基礎を学べることはチームとしても非常に良いことだと思います。

個々で行う場合は、自分の満足してできることしか行わず、苦難にチャレンジすることはなかなかできません。しかし、みんなが行うことによってチャレンジ精神が出てくるのです。これが、コンフォートゾーンの打破です。

育成グループの予定していたインターバルトレーニング(i3=3min×3.INT90sec)に強化Gpの先輩選手も参加してくれて、若年者も気合が入った様子でした。参加していただきありがとう。

いろんな基本基礎を行った週で忙しかったが、来週ももっと忙しくなりそうです。

休日の無い日が続きますが、健康管理だけには注意しながら頑張りたいと思います。

私事ですが、成人病検診も無事終了しております^0^

 
 
 

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