春の体力測定(きたえーる)
- Takashi Shindo
- 2018年6月1日
- 読了時間: 2分

札幌のきたえーる体育館で春季体力測定を実施いたしました。
3日間の過密スケジュールでしたが、ご支援頂いた体育学校(スポーツ科学科)の皆さん、きたえーる職員の皆さん、派遣の北村さん(バイアスロン連盟科学委員)、そしてコーチの皆さんどうもありがとうございました。

測定の内容は例年通り陸上のトレッドミル。
体力測定の目的は、現状の確認と今後の指標を入手すること・・・。
最大酸素摂取量の数値は、春と秋の比較が容易ですが普通に考えても秋に増すのは当たり前・・・。春の数値をできる限り高い位置でスタートして行きたいですね。
今後のトレーンングの指標は、FB(フィードバック)のあとに明らかにしたいと思います。
ここで、トレーニングについて。
年間のトレーニング量の一部であるスキー(ローラースキーも含む)トレーニングはクラシカル走法とスケーティング走法の2つに分けて分析する必要があります。バイアスロン選手の主なスキートレーニングはスケーティングとなってしまいがちですが、クラシカルの(ダブルポール)とスケーティングの比較は半々で行ってもらいたいものです。
ダブルポールは持久力、筋力のトレーニングを有効に行うことができます。よって、筋力トレーニングに費やす時間を削減し、体力トレーニングを増加させることができます。
トレーニングを効果的に実施するために、個人のレベルにあった負荷設定でトレーニングをすることが重要です。それを、確認するのが測定です。
体力トレーニングの負荷設定は、数種類あります。
昔は、3段階・・・低負荷、中負荷、重負荷。
今までは、4段階・・・ベース、ミドル、ベローチェ、マックス。
推進中の設定は、5段階、I1、I2、I3、I4、I5。
I1とI2がベース、I3がミドル、I4がベローチェ、I5がマックスとして考えていいでしょう。
負荷設定には本当に短い時間(10秒とか20秒)はI6〜7とありますが、持久力競技の私達にはあまり無関係になるので入れていません。
また、今度数回に分けてノルウェーバイアスロン連盟のトレーニングのやり方など記載したいと思います。
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